MAGAZINE#19

一生付き合っていくものだから。デリケートゾーンとVIOのケア方法のいろは

2022.04.20

ここ数年、ドラッグストアからコスメ売り場まで、さまざまな場所で見かけるようになったデリケートゾーンのケアアイテム。今はトラブルしらずでも、ホルモンバランスとともに大きく変化するパーツだからこそ、丁寧なケアをすることが大切です。


デリケートゾーンの悩みで多いのが「かゆみ」や「ムレ」。経血やナプキンによる刺激のほか、ストレスや疲れからも不調が出やすいパーツでもあります。仕事で忙しい時などに、ちょっとした異変を感じたことがある方も多いのではないでしょうか? 顔やボディのスキンケアをするように、デリケートゾーンもケアを取り入れるのがおすすめです。

1.優しく丁寧に洗いましょう
複雑な構造のデリケートゾーンは、汗や尿、おりもの、経血などがまじりあい、汚れが溜まりやすい場所。雑菌が繁殖してニオイなどの原因にもなるため、優しく洗うことが大切です。

2.専用ソープって必要?
デリケートゾーンのpH値は、pH4.4〜 4.5(弱酸性)ですが、市販のボディソープはアルカリ性。デリケートゾーンにとって洗浄力の高すぎるボディソープや洗顔料で洗って、ヒリヒリしたりしみたりしてしまう場合も。

3.デリケートゾーンもスキンケアを
膣のまわりは粘膜のため、顔やボディ以上にしっかり保湿することが大切。またデリケートゾーンは、エストロゲンの欠乏の影響を受けて乾燥がしやすいパーツでもあります。更年期が近づき、エストロゲンの減少によって、下着のこすれや、洋服の締め付けなどで、ヒリヒリしたりすることも。変化が起きる前から、ケアを始めることが大切。ローションやジェル、ミルクなど、自分にあった保湿アイテムでケアを。

4. アンダーヘアの処理でも変わる?
VIOのアンダーヘアを処理しているかでも、ムレ具合は変わってきます。最近では、介護が必要になった時のことを考え、VIO脱毛を希望する人が増えているそう。レーザー脱毛は、白髪には効果がないため、黒いうちにやっておくのが◉ (スムーズスキンはVゾーンの使用にも対応しています)

5. マッサージをすると血流もアップ
妊婦さんがする会陰マッサージは、血流がアップし、膣周りが柔らかに。柔軟性も出るので、年齢問わずおすすめです。

6.スキンケアだけじゃなく、筋トレも!
尿道、膣、肛門の周りを取り囲む 骨盤底筋。この筋肉が衰えると、下腹がぽっこり出たり、ヒップが下がる、太ももが太くなるほか、尿もれや頻尿、便秘などにつながってしまいます。スタイルキープのためにも鍛え続けたい筋肉です。YouTube動画でトレーニングをしたり、最近では、膣からおもりをぶら下げる効果のわかりやすいグッズなども登場しています。

顔や手足のように見えないパーツだからこそ、ケアがおざなりになりがちなデリケートゾーン&VIO。毎日の生活の中でたくさんの機能を担い、ホルモンバランスの影響なども受けやすい場所だからこそ、スキンケアやメイクをするように、毎日ケアをはじめてみませんか?

※ご紹介したケアについては、その内容について当社で責任を負うものではありません。それぞれのケア用品の取扱説明書に基づき、お客様のご判断で行って頂きますようお願いいたします。

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